こんにちは便利屋エルエーです。昨年に引き続きステイウィークですのでcolumn増し盛りでお届けします。Instagramの投稿で意外にも反響のあった『ゴミ屋敷シリーズ』2部作でいってみましょう。毎年、割と一時に偏って依頼が集中する『ゴミ屋敷』私たちは見積や段取り、スタッフィングを策定するにあたり4つのステージに分類します。今回の投稿では難易度の低いステージ1と2についてお話しします。ステージ1は少人数のスタッフでも短期間で完了する程度ですが、そこは『ゴミ屋敷』床面は見えていません。物量にすると膝下くらいの不用品が一面に散らかっている状態。悪臭や埃汚れなどもあまりなく、総じてこのステージのお客様は多忙で自宅環境を構ってられない、家に帰ったら何もしたく無い、そんなプロファイルでしょうか。そしてステージ2…ここが『肝』です。次回お届けするステージ3と4、『ゴミ屋敷の三途の川』は2と3の間に流れています。つまり取り返しがつくかつかないか？の大事な境目がステージ2なのです。このステージは1を3倍増にしたくらいのゴミの量となりますが時間経過が長い分、埃、カビ、髪の毛、ゴキブリの骸などなど…このステージあたりから使用した靴下やグローブは廃棄するようになります。ですが、ゴミを撤去しハウスクリーニングをした後の達成感を一番感じるのもこのステージです。最近のバラエティ番組などで取り上げられる『ゴミ屋敷』…それは映像を見る限りステージ2です。ビフォーアフターの落差が大きく、番組としては成果を見せやすいからでしょう。ステージ3以上の現場に立ち向かう芸能人はいないはずです。現に私も、これが仕事じゃなければ逃げ出したいくらいの地獄絵巻です。ですから読者の皆さんとその周辺で同じ悩みをお持ちの方がいらっしゃるなら、とにかく早めに…それ以外のアドバイスは無いです。…三途の川を渡る前です。