コラム

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クオリティとプライスの二者択一。

2021.05.08

こんにちは便利屋エルエーです。ウェブサイトのコラムをしばらくサボってました。すいません。GWの忙しさにかまけてました。さてさて今回のテーマは仕事って何か?というあたりを追究した一本です。多分LAらしさをお伝え出来るコラムとなるはずです。…私ことLA1号が初めて社会人になった頃のお話。実はずっと便利屋だったわけではなく、大学を卒業してからは広告代理店に入社しました。そんな広告屋駆け出しの頃…随分前の話です。…平成の時代もまだまだ駆け出しの頃、入社した週末、その時の所属長であった部長と飲みに行く事になりました。今でも尊敬して止まない人ですが、その日私にこんな言葉をくれました。『仕事って、結局はクオリティしか残らないものなんだよ。』…と…そしてその言葉は幾たびもなるほどという実感とともに私のもとに帰ってきます。昨年、かつての仕事仲間やクライアント(広告主=お客様)と会食する機会があり、15年ぶりの再会です。昔話に花が咲きます。〇〇さん=LA1号、あの時のCMは今オンエアしても全く色あせないし、カッコいいよ。とかあのイベントを超えるのってこの先ないだろう。とか、あのポスターデザインは最高だった!リメイクしてまた復活してます。とか…情熱を注いだひとつひとつのプロモーションの評価、未だに語られるのはそのクオリティだけです。勿論、他のクライアントともこうした昔話はありましたが、プライスに関する評価や武勇伝が語られる事は皆無です。『あの時の見積、本当に助かりましたよ!』多分どんな業種であっても語られる事はないでしょう。…便利屋の世界も同じです。常連さんや複数回ご利用いただいたリピーターさんから、感謝の言葉をいただきますが、全ては仕事っぷりや、お客様への向き合い方への評価…つまりクオリティしか残らないのです。一方でプライスは瞬間的な満足感で早々とスルーしていきます。そして満足の次の瞬間から新たなプライスラインが当たり前のように敷かれていきます。ありがたみや感謝は残らない…今の時代、消費者はいろんな選択肢を手に取る事が出来ます。そして売り手=選んでもらう側は安易にロープライスを呼び水にして誘客しています。プライスは大事な要素ですが、時として非常に希薄なものだと思います。私たちLAはクオリティをとことん追いかけて行きます。先日、ちょっとした箱庭の造営がありました。庭木の配置はある程度、お客様から指示があったのですが、より美しいレイアウトを…という事で庭木を仮置きして、おすすめの配置をご提案しました。お客様が希望した配置とは大分変わりましたが結果、喜んでいただける庭が完成しました。早速、お礼のメールもいただき、クオリティを捨てなかったからクオリティが残ったと実感できました。…まあまあそんな便利屋です。

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