コラム

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捨てたがり屋さん

2021.07.13

こんにちは便利屋エルエーです。梅雨も明けも近い時期ですが、カラダがまだ夏になっていないので毎日ヘトヘトです。皆さんも温度変化には気をつけてくださいね。さて今回は『捨てたがり』がテーマ、私たちのお客様は基本的にお片付けを希望してご依頼される方々なので、捨てる事には前向きな姿勢です。しかしこれまで色んなお客様に出会って、それぞれの感覚の多様性には驚かされます。『これ捨てちゃっても大丈夫なんですか?』というシーンや『これって必要なのかなー?』と疑問に思うシーンが混在する毎日。そこでこれまでに出会ったお客様の中でナンバーワンの捨てたがりは誰か?と考えたところ、私の母親以上の捨てたがりに出会って無い事に気付きました。  私が大学1年の時です、初めての夏休みで実家に帰省してビックリです、自分の部屋にモノが無い!空っぽ状態。学習机もベッドも本棚や本類、全て処分されていただけではなく、部活時代のトロフィーや後輩たちからもらった寄書きなどの色紙、写真アルバム類、極め付けは高校の卒業アルバムや文通していた手紙類までが処分されていました。『夏休みって言っても、どうせ寝に帰ってくるだけでしょ…布団は押し入れに入っているから』と涼しそうに言われておしまい。反論や喧嘩どころか愕然としました。さすがに卒業アルバムだけは友達のものをカラーコピーさせてもらいました。仕事の現場においても『捨てたがり』のお客様に遭遇しますが、母親との共通点として『メモリアル系』のものまでも不用品として捨てしまうという人物プロファイルです。極めてます。  一方でその対局の捨てられない人も極めている方がいます。7年も前になります、ステージ2クラスのゴミ屋敷で60代のお母さんとその息子さんの二人暮らし、玄関から先に進めないような難易度の高いステージ2。玄関には200点を超える帽子、全て貰い物との事ですが、息子さんがいいます『あんたの帽子被ったところなんて見たこと無いわ!』帽子を運び出す息子さんとそれを戻そうとするお母さん、正直仕事になりません。続いて下駄箱の上に将棋盤セット(簡易的な折りたたみ出来る盤と駒のセットです)それが6個もあります…そこでまた息子さん…『あんた将棋できんやろ!いらんやろ。』  するとお母さんは『これから覚えてお友達と将棋するんや。』…『それなら一つあったらええやろ!』…『6個あったらトーナメント戦できんの!』…『そもそもあんた、友達なんかおらんやろ!見たことないでー!』…思わず笑ってしまいました。このお母さんは他所の不用品を貰い受けるのがライフワークのようで、どうやらモノで満たされてないといけない性分といったところでしょうか…息子さんが呆れて教えてくれました。 毎日毎日の事ですが、こうしたダイバーシティに丁寧に向かい合っていきたいと思います。

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