2021.12.02
こんにちは便利屋エルエーです。何度かコメントしてきましたが、コロナ禍で人生相談のご依頼が多かった1年でした。時には別件のお仕事の延長で、無償でお付き合いする事も度々。 そこで最近になって感じた事なのですが、人生に於いて自分の為に何割がたを割いて生きてきたか? 親や子供、兄弟あるいは世話をしなければいけない身内の為に大きなカロリーを割いている人。それとは真逆で他者の面倒とは無関係で自分の為だけに生きていける人。本来なら面倒を見なければいけないけどそれを放棄して生きている人。いろんな人、いろんな事情に出会って来ました。そんな中、相談者の大半は自分の事そっちのけで『ヒトの為の人生』を送ってきた方々だったという傾向が見えてきました。
そしてそして、これが最も多いお話なのですが…親御さんの介護疲れとどこまで付き合わなければいけないのか?といつまで経っても独り立ちしてくれない子供の板挟みです。数件のお話では無くてとにかく多い相談内容、行政の支援策として何があるのか?やシングルになって何ら援助もなくどうしたらいいのか?門外漢なのに病気についての相談だとか…私たちは全てのお客様に対して『対面』を基本にしています。そうすると尚更、深い悩み所を受け止める仕事に直面します。
最近、よくお会いするお客様にLA1号さんて優しい人ですねーって言われます。…そんな風に自分で思った事など一度も無く、朝洗面所で髭をあたっている顔を見てもまるでトランプのJのような無表情で寂しそうな顔立ちの中年…自分の中では若い頃からいじめっ子でもヤンキーでも無いのに後輩からは怖いとか威圧感があるなんて言われて…優しいわけでも何でもない…『何をもって優しいのか?』…お客様には聞けませんよね。ですが先日そのお客様に聞いてみました。すると1号さんは私を見てくれてる、考えてくれてる、そこがよく分かるから優しい存在なんです。…
今年1番の感動フレーズでした。無論私たちは利益を上げていく為に商売をしている訳ですが、そのフレーズを聞いてから、自分の為に何割とか人の為に何割を割いて生きているなんてどうでも良くなりました。全ては自分が選んだ生き方。そしてお客様が選択した生き方に寄り添うのみですね。