こんにちは便利屋LAです。今年に入ってからウェブサイトのコラムもSNSへの投稿もスローペースで楽しみにして頂いているお客様にはご迷惑お掛けしてすいません。ということで今回のコラムはSNSとの連動企画でお届けします。

InstagramやFacebookの投稿写真が今回のタイトルである『VISONのトイレ』な訳ですが…皆さんもご存知、多気町に昨年オープンしたVISON。私LA1号も何回かお邪魔しました…感動したり満足したり癒されるポイントはいくつかありますが、毎度満足するのはズバリ、『トイレ』です。　そしてこの満足感はこの先も当面、裏切らない満足感だと思います。

地元三重県の魅力を凝縮し、他所にはない店舗や商品やコンセプト、空気感をふんだんに散りばめた最先端の観光コンプレックスのVISONなのに何故言え『トイレ』？…視点ズレているんじゃないの？と指摘されても仕方ないでしょう。しかし、満足の本質って割とベーシックで地味な部分にあるものじゃないかな？とここのトイレで再認識しました。

そこで今回は生活の基本を少しだけ深掘りしてみます。ネイティブ三重ではない私にとって『食』は日々の生活の中で最重要課題。もちろん外食については人一倍の検証します。これはネットサーチだけではなくあくまで実体験＝来店を重ねるところに重きを置きます。そこで例えば定食屋さんです…私はメインからではなく必ずお米、御新香、味噌汁から手を付けます。いわば定食屋さんの基本の基本が確かかどうか？…そこってものすごく大切なところ。　メインの良し悪しや『2度目のある店』かどうか？って大概基本の完成度で分かってくるものです。　　いかにメインに注力しても、そこで勝負をかけても基本がダメならタダの『ハリボテ』…気を衒っただけの勝負、大概『2回目は無い店』になります。大袈裟に感じられるかもしれませんが、実体験としてメインディッシュは美味しいんだけどお米が不味いという店は無く、お米は美味いんだけどメインディッシュが頂けないな…という事例は見ません。

時代が変われどメインディッシュは→『主菜』であるのに対して、米は→『主食』な訳です。米を美味しく頂くためのおかずなのか？はたまた食べたいメインの付録としての米なのか？という議論は置いておいておきます。…とにかく米って地味でベーシックなものだけど、不可欠だし日々の食生活の中で何となくホッとする存在。だからこそ生活の本質とか基本に近い部分の満足感って普遍的だなと、しみじみとそう感じました。そしてそう感じたきっかけが生活の基本であるトイレなのかもしれません。→→→偉そうにコメントしてますが昨年くらいまで、大の酒好きの私は気がつくと3ヶ月くらい米を摂取していないこともありました。→健康面で自省して最近ではややまともな食生活をしてます。

もう一つの例え。昨年よりメディアを席巻している『BIG BOSS』…観ていてワクワクしますね。サプライズも華もあるスターですが、彼の指導者としての本質ってものすごく基本を大切にしているところにあると思います。ただ、闇雲に基本を徹底させる指揮官ではないです。悲しいのは彼流の探究心がアングルによっては破天荒な指導術として取り上げられている事が多く……まだまだ地味で直向きな側面にまで目を向けられていないと感じます。私見ですが彼はいつかきっと何かを手にすると確信してます…そしていつも通りの新庄節でシレッと返すんでしょうね。上っ面と本質の違いを象徴的に見せてくれる例です。

そんな訳で、と言っても2022になったからではないですよ。　私たちが大切にしている『地味でベーシック』な取り組みに引き続き注力していきます。昨今の便利屋業界はお客様とのコンタクトポイントをいかに拡大するかに終始してます。つまり『出会いの数だけビジネスチャンスがある』という前提から様々なメディア、アイデアに露出注力するというスタンスです。LAは『出会いの数だけ悩みがある』…というスタンスでコンタクトポイントよりお客様とのフィットポイントを追いかけていきます。全てに注視して全てにフィットすることって相当なスーパースターじゃなきゃ不可能です。だけど目先を求めず地道に行こうと思います。　その為の『基本』…とても大切な事だと気づいた年の始めです。